今回は10日ぶりくらいだからそんなにお久しぶりじゃないよね、なNです。
前回の続きでフュージングのお話を少し。

左にあるオレンジのガラスが結構な問題児なのです。
このオレンジ、実は焼く前は模様入りのイエローでした。

ストリーキーガラスといって斑な模様がいい感じのガラスだったのですが、
焼いてみたらすっかりオレンジ一色に。
変色すること自体は珍しくありませんがここまで変わるとは。
きれいな色ではあるのですが予定とは違う結果に戸惑うばかりです。
同じメーカーからフュージング用ではないストリーキーも販売されていて、
それを焼くと模様が消えてしまうという話を聞き専用品を探したつもりだったのですが。
ちなみに使っているのはブルズアイ製のガラスで、
フュージング以外にもステンドグラス用に同じ色合いのものも販売されています。
どこかでステンドグラス用がフュージング用にまぎれてしまったんでしょうかね。
それともストリーキーをフュージングに使うには特殊な条件でもあるのか。
情報が少ないので実験しながらの作品制作という感じです。
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- 2015/05/16(土) 22:09:29|
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毎度お久しぶりのNです。
前回書いてからかなり時間が経ったのでそろそろ近況報告など。
最近はガラスを入れたアミュレットのバリエーション製作をメインにやっています。

要はこれの中身のガラスですな。
何度か書いているので詳細は過去の記事を見てもらうとして、
これはフュージングガラスというものが入れてあります。
見よ、これが今回試した新作だ!

右上の丸いものは別の用途に作ってみたものなので今のところは出番なし。
裏でいろいろ作っているものがあるのですが商品化できるのか、そもそも完成するのかがいまだ不明なのです。
そのうち公開できればいいな、ということで。
ともかく左側の四角いのがアミュレット用の新作パーツなのですよ。
今回は金の澄を細かくして散らしました。
金箔だと薄すぎてフュージングに使うと見えなくなってしまうそうな。
縮むんでしょうかね?
そんなわけで叩いて金箔にする前工程の厚い状態のものを澄と呼ぶのですが、
その澄を使うのが一般的みたいです。
うーむ、入れては見たもののまだベストな仕上がりとはいえないなー
もっと細かく砕くか、配置を考えるか。
まだまだ改善の余地があります。
まあ、昔のブログを見返すと初めてやったときに比べればまともなものが作れるようになったなー、なんて。
次回に続くー
- 2015/05/04(月) 20:10:39|
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それではやっとガラスを溶かして行きます。
炉内にセラミック製の耐火ボードを入れ、その上にセラミック製シートを敷きます。
シートの方は使い捨てっぽいですね。
燃えるわけじゃないけどボロボロになるという感じ。
初めてなので炉を長持ちさせられるという方法で焼成しましたが、
これ本当に必要なのか良くわかりません。
上にガラスを並べ電気炉の温度設定をします。
後は狙った温度になるまでひたすら待つ!
ただし一気に加熱したり冷やしたりするとガラスが割れることもあるようなので、
段階ごとに温度を上げていくのです。
まずは490度を10分間します。
その後は目標温度の800度まで上げ 15分間ほど焼き?ます。
ここの時間は実際に中の様子を確かめながら要調整。
はい、中を見てみましょー
右端の1個が落ちている!うん、今更どうにもできないね。
さらっと流して次に進みます。
大丈夫。こんなこともあろうかと今回落ちた上にブルーガラスを乗せた組み合わせは2つ用意してあります。
とりあえずは溶けて液体状になっているのが確認できたので冷ましていきましょう。
暖めるときと同じで急な温度変化は厳禁です。
530度に設定し徐々に冷ましてそこで15分ほどキープ。
後は電源を切って自然に冷まします。しばらく放置しておきましょう。

出来上がりはこんな感じ。
左上は洋箔を入れたものですが大失敗。画像だとわかりませんがかなり汚い感じになってます。
どうも純粋な素材ではなくメッキとかの加工をしてあるようでもとの金色がなくなってます。
今度は金箔使おう。
右上は焼いてる途中に1個だけ落ちてしまった分。
見事に形がゆがんでますな。
左下がダイクロガラス。クリアとダイクロ部分がずれちゃってます。
フュージングの際実は本当はガラスを重ねて専用糊を使って仮止めするらしいです。
そんなもの持ってないしもしかしたら使わなくてもいけるんじゃないかと思って試したのですが。
残念、ずれたね。予想通りだね。準備は大事ですね、やっぱり。
右下がクリアーの上にブルー2個目。
何事もなく上手くいってくれたのはこれだけですよ。
きれいにできたね、くらいしかコメントがありません。
あまり面白くないですね。
まあ今回は初回なのでいろいろ無駄なことも試してみましたが、
なかなか楽しめそうな素材ですね。
扱いづらい点も多そうですがそこは勢いでカバーしていきましょう。
シルバーなどのメタルと合わせたり、単体で何か作品作ったり今までとは違う雰囲気のものを作れそうです。
- 2013/01/26(土) 12:28:04|
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それでは前回の続き。
ガラスを電気炉に入れてフュージングしよう!
です。
電気炉に入れたのはガラスを約1cmに切ったものを2枚づつ重ねたものです。
今回試したのは3パターン。

・ブルーの上にクリア。
これはなんとなく2セット用意してます。
・クリアの上にたまたま家にあった洋箔という金箔もどきを載せクリアで挟んだもの。
フュージングで金箔を入れること自体はあるそうなのでどうなるか実験してみようかなと。
・これが一番試したかった、ダイクロガラスの上にクリア。
これがダイクロガラスです。

ガラスの表面に金属を蒸着させて作られ、玉虫色や虹色に光るという
胡散臭い色のガラスです。
ちなみに表面が少し波打っていて平らではありません。
実はここでミスをしていて狙った通りの出来にはならなかったのです。
それでは炉を熱して行きましょう、というところで次回に続く。
- 2013/01/17(木) 19:41:16|
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まともに書くのがはじめてなのに早速お久しぶりです、と期間が開いてしまいました。
きっといろいろ忙しかったんですよ、ええ。
そんなわけでタイトルの内容なんですが。
我々sinqは面白そうならなんにでも手を出すクリエイター集団というスタンスですのでたまに新素材や技術に手を出してみたりします。
それが今回はガラスだったというわけです。
金属製のアクセサリーを作るのに飽きたので目先を変えたかったという理由があったり、なかったり。さて、ガラス加工の経験なんてありませんが気にせず勢い(だけ)で作っていきますよ~今回やったのはガラスフュージングと呼ばれる技法。
乱暴な言い方をしてしまえば2枚以上のガラスを高温で溶かしてくっつける技術です。
まず用意したのは電気炉というもの。
銀粘土なんかを焼くのにも使えます。

扱いきれるのか、なんて不安は無視してとりあえず買ってしまいます。
ただし中古。新品はさすがにお高いのです。

この中にあらかじめ切っておいたガラスを投入!
耐火の板の上に並べていきます。
長くなってきたので続きはまた後日ということで。
- 2013/01/14(月) 20:20:20|
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