それではやっとガラスを溶かして行きます。
炉内にセラミック製の耐火ボードを入れ、その上にセラミック製シートを敷きます。
シートの方は使い捨てっぽいですね。
燃えるわけじゃないけどボロボロになるという感じ。
初めてなので炉を長持ちさせられるという方法で焼成しましたが、
これ本当に必要なのか良くわかりません。
上にガラスを並べ電気炉の温度設定をします。
後は狙った温度になるまでひたすら待つ!
ただし一気に加熱したり冷やしたりするとガラスが割れることもあるようなので、
段階ごとに温度を上げていくのです。
まずは490度を10分間します。
その後は目標温度の800度まで上げ 15分間ほど焼き?ます。
ここの時間は実際に中の様子を確かめながら要調整。
はい、中を見てみましょー
右端の1個が落ちている!うん、今更どうにもできないね。
さらっと流して次に進みます。
大丈夫。こんなこともあろうかと今回落ちた上にブルーガラスを乗せた組み合わせは2つ用意してあります。
とりあえずは溶けて液体状になっているのが確認できたので冷ましていきましょう。
暖めるときと同じで急な温度変化は厳禁です。
530度に設定し徐々に冷ましてそこで15分ほどキープ。
後は電源を切って自然に冷まします。しばらく放置しておきましょう。

出来上がりはこんな感じ。
左上は洋箔を入れたものですが大失敗。画像だとわかりませんがかなり汚い感じになってます。
どうも純粋な素材ではなくメッキとかの加工をしてあるようでもとの金色がなくなってます。
今度は金箔使おう。
右上は焼いてる途中に1個だけ落ちてしまった分。
見事に形がゆがんでますな。
左下がダイクロガラス。クリアとダイクロ部分がずれちゃってます。
フュージングの際実は本当はガラスを重ねて専用糊を使って仮止めするらしいです。
そんなもの持ってないしもしかしたら使わなくてもいけるんじゃないかと思って試したのですが。
残念、ずれたね。予想通りだね。準備は大事ですね、やっぱり。
右下がクリアーの上にブルー2個目。
何事もなく上手くいってくれたのはこれだけですよ。
きれいにできたね、くらいしかコメントがありません。
あまり面白くないですね。
まあ今回は初回なのでいろいろ無駄なことも試してみましたが、
なかなか楽しめそうな素材ですね。
扱いづらい点も多そうですがそこは勢いでカバーしていきましょう。
シルバーなどのメタルと合わせたり、単体で何か作品作ったり今までとは違う雰囲気のものを作れそうです。
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- 2013/01/26(土) 12:28:04|
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それでは前回の続き。
ガラスを電気炉に入れてフュージングしよう!
です。
電気炉に入れたのはガラスを約1cmに切ったものを2枚づつ重ねたものです。
今回試したのは3パターン。

・ブルーの上にクリア。
これはなんとなく2セット用意してます。
・クリアの上にたまたま家にあった洋箔という金箔もどきを載せクリアで挟んだもの。
フュージングで金箔を入れること自体はあるそうなのでどうなるか実験してみようかなと。
・これが一番試したかった、ダイクロガラスの上にクリア。
これがダイクロガラスです。

ガラスの表面に金属を蒸着させて作られ、玉虫色や虹色に光るという
胡散臭い色のガラスです。
ちなみに表面が少し波打っていて平らではありません。
実はここでミスをしていて狙った通りの出来にはならなかったのです。
それでは炉を熱して行きましょう、というところで次回に続く。
- 2013/01/17(木) 19:41:16|
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まともに書くのがはじめてなのに早速お久しぶりです、と期間が開いてしまいました。
きっといろいろ忙しかったんですよ、ええ。
そんなわけでタイトルの内容なんですが。
我々sinqは面白そうならなんにでも手を出すクリエイター集団というスタンスですのでたまに新素材や技術に手を出してみたりします。
それが今回はガラスだったというわけです。
金属製のアクセサリーを作るのに飽きたので目先を変えたかったという理由があったり、なかったり。さて、ガラス加工の経験なんてありませんが気にせず勢い(だけ)で作っていきますよ~今回やったのはガラスフュージングと呼ばれる技法。
乱暴な言い方をしてしまえば2枚以上のガラスを高温で溶かしてくっつける技術です。
まず用意したのは電気炉というもの。
銀粘土なんかを焼くのにも使えます。

扱いきれるのか、なんて不安は無視してとりあえず買ってしまいます。
ただし中古。新品はさすがにお高いのです。

この中にあらかじめ切っておいたガラスを投入!
耐火の板の上に並べていきます。
長くなってきたので続きはまた後日ということで。
- 2013/01/14(月) 20:20:20|
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はじめまして。sinqのメインクリエイターです。
こちらではsinqの商品や個人的な作品の制作について書いていく予定です。
もしかすると他のメンバーがもっと読んで楽しい内容を書いてくれたりしないかと期待中。
sinqは自称オリジナルアクセサリーブランドとなっていますが、
実際は好きな物を作っているだけの作家の集まりというのが近いと思います。
今まで作った物がアクセサリーだっただけで今後何を作っていくかは自分達にも分かりません。
お気軽に感想、質問など頂けるとそれによってsinqの未来も変わってくるかも。
- 2013/01/02(水) 00:22:20|
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