全体の確認をしましたが問題なさそうなので一旦完成ということで(≧▽≦)
製作途中を詳細に記事にしすぎてあまりコメントがありません(;^ω^)
菱形刀身はもう少しクッキリと中央の線が出て欲しかったですが、
模造剣を見ているとこれと大差なかったり。
頭にあるイメージはイラストの誇張表現なのでしょうかね。
では画像をどうぞ~






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- 2016/02/28(日) 20:01:21|
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前回の時点で鞘も形になっていますのであとは塗装をすれば完成です。
依頼としては茶系で艶消しということでした。
予定では↓で使った、「ブラックとして売られている割に妙に茶色にしか見えないステイン」を使うつもりでしたが

なんとなく原画のイメージと違う気がしてひと手間加えてみることにしました。
まず下地にウォルナット色のステインで着色し乾燥させ

その上にブラックを重ねて乾燥させます。
サンディングシーラーを厚めに塗り乾燥、空研ぎ用のサンドペーパー400番で軽めに磨きという作業を二度繰り返します。
次は薄めにウレタンニスを塗り2時間乾燥、空研ぎ用のサンドペーパー400番で軽めに磨き、をこちらも2回。

当然ツヤツヤになってしまうので今度は400番の耐水ペーパーで水を付けながら磨きます。
ペーパーだけだと微妙にムラになるので最後は3Mのスポンジヤスリ(緑)で少し水を付けながら仕上げ。
ざらざらではなくスベスベだけど程よく艶消しという状態になりました。
ニスを塗るのは光沢を出すため、と思っている人もいるかもしれませんが
塗装面の保護というのが大きな理由です。
特にステインで着色すると乾いても擦ったら色が取れてしまうのです。
ニスをぬればそれを防ぐことができるわけですね。
ちなみに使ったことはないですが、艶消しのニスというのも売ってるらしいです。
という感じで何とか鞘も完成しました。
あとは全体の最終確認が終われば一旦完成ということで\(^o^)/
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- 2016/02/28(日) 19:18:36|
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前回に引き続き飾り金具の作成から。
まず、0.3mmの真鍮板を使っているのですがこの薄さでも硬くて加工は難しいです。
そういうわけで真鍮を曲げる場合は焼きなましという作業が重要になります。
方法としては簡単で、真鍮が赤くなるまで熱し、その後冷やすだけです。

これが焼くための道具類です。
手前のバーナーが彫金に使っている細い火のでるバーナーで、
後ろにあるのが高火力な普通のバーナーですね。
それを使って耐熱用の板やレンガの上で熱することになります。
今回は薄い板だったからか彫金用の方で充分に高温にすることができました。
焼いた後は水に入れて急冷しています。
真鍮なら空気中でゆっくり冷やす徐冷でも柔らかくなるはずです。
鉄だと急冷すると焼き入れになって硬くなってしまうんですよね。

その後は先がプラスチック製のペンチで傷をつけないように形を整えます。

こんな感じですね。
ちなみに下の板はバーナーの火を当てている時に熱が板から逃げにくくするため、
小さな穴がたくさんあいているという耐火ボードです。
効果はあったのかもしれません。

あとは鞘に接着しつつ形状を整えます。
完全な曲面にはできなくて尖った部分はできてしまいましたが、
現状ではこれが最良の案というところですね。
リューターで削って少しは目立たなくなるといいのですが。
使用したのは2液混合型のエポキシ接着剤です。
5分ほどで硬化が始まるタイプを使いましたが硬化が遅い方が接着力は強いらしいのでいずれ試してみたいですね。
硬化が始まるのが5分なだけで完全硬化は1日置いておかないといけないので注意が必要です。

鞘のついでに剣の方も接着してしまいました。
そして最終仕上げということで全体を磨きなおしています。
いつも傷が残る磨き具合が気に入らず別の方法を試してみました。
手順自体は大して違いがないのですが今までで一番きれいには仕上がりました(*'▽')
用意するものは耐水ペーパー400番、800番、1200番、1500番、2000番、ピカールと水。
大きめの器に水を入れ、その中でペーパーをかけるくらいの気持ちで常時濡れた状態で磨きます。
耐水ペーパーというのは水を付けながら磨けるので目詰まりしにくいという紙やすりです。
今までも頭ではわかっているつもりで霧吹きでたまに濡らしながら磨いていたのですが。
多分これが傷が残った原因ではないかと。
ちょっと濡らしただけでは研ぎカスが残ったままで、
研ぎカスで素材を磨いていたのではないかと思うのです。
実際今回磨いたペーパーは最後まで研ぎカスが上に残らない状態でしたし。
とにかくペーパーをしっかり濡らした状態で前の番手の傷を消し、
粗いペーパーから順に細かいものに変えてけば2000番の時点できれいになります。
その状態でピカールで磨けば程よい刃物感が味わえる質感になりますね。
400番で傷を消すのに時間がかかったのでもっと粗いペーパーを使った方が良かったのかもしれません。
細かいヤスリで時間をかけて磨くより粗いヤスリで傷を消して細かいヤスリで整える方が結局早かったりするものなのです。
今回の剣のデザインは中央が山形に高くなっているのでその部分を磨きづらく、
傷が残ってしまっていますが、いつもの平面的な刃だとより高い効果が見られそうです。
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- 2016/02/25(木) 21:04:10|
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はい、途中経過の画像はありませんがオーダー長剣の鞘が木の部分だけは出来ております。
いつも通りアガチスを切り出し、削ったりカンナかけたり磨いたりで特に問題もなく。

しかし、これに付いてる金色のパーツが問題なのです。
飾り用の部品を真鍮で作っているわけですが。
うちって鍔に接する側のパーツは作るんですけど下側のパーツ作ったことないんですよね。
理由は簡単、作り方が分からないから(;^ω^)
アクセサリーのように鋳造すれば作れますが利益ゼロにしても4000円くらいかかりそうです。
こんな部品1個にお金かけるのはちょっと(>_<)
そんなわけで真鍮板から何とか作りたい!

ご覧の通り薄い板を曲げて作っておりますので曲面が非常に苦手。
右側のパーツは多分いけそうですね。
左側はちょっと角ばってる感じが・・・
薄くても硬くてなかなか曲がりません。
バーナーで焼いて冷やせば柔らかくなるので加工性は良くなると思うのですが、
ここだけは原画通りにできるか未定であります。
何か画期的な方法思いつかないかなー(´・ω・`)

そして出品中の1/3重剣、ドルフィードリームのカテゴリーで出したからか、
1/3サイズだからか、アクセス数は中々のもの。
ただなんとなく求められているものとは違う感が・・・
ウォッチリスト数は1/6用以下だし。
やっぱりバッソを作るべきだったのか(;^ω^)
まあ、結果が楽しみですな。
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- 2016/02/23(火) 20:15:13|
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無事予定どおり重剣(結局この名前に決定)を本日ヤフオクへ出品いたしました。


花梨のグリップにガーネット2石。
最初はグリップはUV樹脂、鍔には石も入れない予定だったのに、
途中で調子に乗ってしまいかなり豪華仕様に変更しています。
せっかく6mm厚の刃を使っているので全体の仕様も豪華にしないともったいないかなと。
厚すぎて切り出すだけで何時間かかるやら、という素材なので気軽に使えないのです。
当然価格も大幅アップ。
オーダーメイドでもないのにこんなもの作ってどうするんでしょう(;^ω^)
ただ構想込みの総製作期間でいうと1か月以上かかってるので全然採算合いません( 一一)
まあ、今回のデザインの曲線は自分的に大当たりなので型紙を取っておきましょう。
きっと今後に役立つはず。未来への投資というやつですな。

今回はドルフィードリーム用の持ち手があるのでそれに合わせて柄を作っています。
本体はうちには居ないのでいつものアゾン娘さんがモデルですが。


一応持てましたが若干太いです。
そしてDDより小柄なので剣が大きいですね。
大型武器萌えなので問題ありませんが(*'▽')
量産武器っぽくない見た目になったので一応固有名付けてます。
重剣「コウガ」。
漢字では紅牙であります。中二病っぽいですね(;^ω^)
刀身が赤かったりはしないので完全にガーネットから考えた名前となっております。
売れる気がしないけどDD用カテゴリーで出品するとアクセス数増えるのかという
実験の意味もあったり。
売れなかったら自分用にしてもいいかという前提で豪華仕様に変更した面もあったり。
自分が欲しいと思うものを作るというルールに相応しい作品には仕上がったので満足です。
鞘と剣帯も本当は欲しいけど、付けると4万くらいにはなりますからね(+_+)
売れなくてもみんなに見てもらえると嬉しいなー(*'▽')
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- 2016/02/21(日) 21:43:26|
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せっかく木製グリップにするならばということで、
鍔に石を入れた豪華仕様に変更することに(*'▽')

同じ形の板を切り出し、同じ位置に穴を開けないといけないので
七支刀の時に二度とやりたくないと思ったはずなのですが。
そして鍔用の板が完成したからもう余裕!とか考えて石留めしてたら
ガーネット1個割ってしまいました(T_T)
カシメたところを外してもう一度やり直すことに。
カシメが強力に固定しているおかげで板が外れません。
結局、道具を駆使してその部分を破壊してなんとか分解に成功(>_<)
二度目はなんとか割らずに石留めできました。
あとは接着剤乾かして、全体を磨けば完成です。
明日の夜ぐらいに出品できるかなー
しかし、重剣って名前が似合わない剣になってしまいましたね( 一一)
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- 2016/02/20(土) 20:43:29|
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ほぼ完成とか書いてた1/3スケール重剣(仮)ですが時間を置いてみるといじりたい所がいろいろ出てくるわけで。
結局、刃と鍔の形を変更、柄頭を少し小さくしグリップを木製!にと大幅改造することにしました。
グリップの木材は今回は花梨にします。
七支刀に使った紫檀に比べればかなり加工がしやすい(*'▽')
ということは耐久性は低そうですが実際ナイフのグリップにも使われてるし大丈夫・・・だと思いたい。
激しい戦闘とかしなければ大丈夫でしょう、多分。
刃の形状は無駄に目立っていた返しの部分を無くしてスッキリとした感じに。
ゴツイけどきれいなシルエットを目指してみました。

そしてバッソと片手剣の刃もついでに出来上がり。
両手剣の刃は大きい分、加工に時間がかかりまだ途中(>_<)
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- 2016/02/18(木) 22:08:05|
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制作の記事としては1週間空いてしまいました。
当然作業は(それなりに)進んでいるのですよ!

前回の時点でカシメ用の穴に針金が突き立てられていた鍔と柄頭が

このように!
近くでよく見ると元々穴が開いていた痕跡も分かるんですがそこはご容赦頂きたいわけで(;^ω^)
そして組み立ててみると

こんな感じに!
まだ接着はしてないですけども。
ここから鞘制作が始まります(*'▽')
そして1/3の新作ですが、バスタードソード・・・は後回しにしまして、
ゴツイ系を作っております。というか大体できております(;^ω^)

オーダーメイド品をサイズ比較用に。
刃渡り18cm、全長30cmです。まるで短いみたい。
片手剣としては普通くらいなはず。
片手では持てませんが(;^ω^)

柄がアンバランスなほどに長い剣って面白いよね、という個人的趣味と、

刃の無駄なまでの厚み(最大5mm)から作られております。
前作った七支刀ですら3mmですからねー
まあ、あれは鍔のところで3mmの板2枚で挟んでるので刃以外の最大厚み9mmではありますが。
これだけ厚みがあると板を切るだけで一苦労であります。
材料費も高くなるのであまり作りたくない(>_<)
どうしてそんなものを作ったかというと、
前に模造ナイフ(1/1サイズ、つまり人間用です。)を作った時の試作品が途中で放置してあったので
流用したら良い感じに作れるんじゃない?と思いついてしまったからなのです。
剣としてのイメージは1/6用に作った重剣↓の1/3バージョンって感じです。

あとはグリップをUV樹脂でコーティングして、モールドにスミ入れしたら一応完成です。
刀身の形が特殊なので鞘はなし。
うーむ、柄長すぎただろうか(;^ω^)
もう少し悩みましょ
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- 2016/02/17(水) 20:37:35|
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以前制作した大鎌をカスタムし、ヤフオクへ再出品しました!




多分最終進化形なので売れ残ってもこれ以上改造せず、
iichiとtetoteに並べると思います。
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- 2016/02/12(金) 16:07:34|
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はい、目立たない内側の作業であります。

鍔の裏側に溝を彫ります。
リューターにタングステンバーというビットを付けて高回転でゴリゴリやってます。
今までいろいろ工具を試しましたが他にまともに削れるものが見つかりませんでした(+_+)

これで鍔に刃が挿し込めるように!
彫るときにリューターが暴れまわるので余計なところに傷が(>_<)
いくら柔らかいアルミとはいえ簡単に加工できるものではありません。
もし真似する人がいたら皮手袋を装着して作業することをおすすめします。
割と簡単に血まみれになります( 一一)
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- 2016/02/10(水) 20:53:04|
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