またまた期間がかなり開きました。お久しぶりです。
イベントのために新作の製作の日々でございます。
制作講座(仮)ですが今回はワックスの最終仕上げの解説です。
しかし紙やすりで磨くだけなので工程前後で写真に写るほどの差がありません。
そんなわけで今回も画像なしです。
前回でワックスの形を作るところまではできました。
このまま鋳造したいところですが、かなりおすすめできません!
ワックスに付いた傷が銀になった時に忠実に再現されてしまうのですよ。
傷だらけの銀を磨いて光らせるのはかなり骨の折れる作業です。
途中で投げたくなること必至!
そんなわけで、できるだけワックス時点できれいにして鋳造に出しましょう。
ここで使うのは耐水ペーパーという紙やすりです。
多分黒いペーパーがホームセンターなどで1枚50円~100円ほどで売ってます。
耐水ってどういうこと?と思うかもしれませんので軽く解説。
ワックスを磨くと削りカスが出てきます。
するとペーパーが粉だらけになってだんだんと磨けなくなってきます。
そこで目詰まりしないように水をつけながら磨けるように
水に浸けても大丈夫な種類のペーパーを使うのですね。
ペーパーには番手という目の粗さが書かれています。
数が小さいほど目が粗く、大きいほど目が細かくなっています。
1000とか1200とかで仕上げてさらにストッキングでこするとツヤツヤにすることができます。
銀になってから機械を使って磨くなら800で問題なしですが
比較的身近な道具で済ませて磨く場合はツヤツヤにしておいたほうが安心ですね。
とりあえず400番と800番くらいがあればワックスは磨けると思います。
400で大きな傷を消してしまい、400で付いた削り跡を800で均すようなイメージ
で磨けばいいと思います。
ポイントは大きな傷を目の細かいペーパーで消そうとしないこと。
400を終え、800に移ってから大きめの傷が見えてくることがあります。
せっかく400が終わったのだから800で処理したくもなりますが、
潔く400に戻ったほうが結局早く磨けたりします。
場合によっては400より粗いペーパーを用意してやり直すほうが早いこともあります。
後はひたすら磨くだけ!
どこかで終わらせないと永遠に続く作業です。
これくらいでいいや、とアバウトに考えたほうが挫折しないかもですよ。
もちろん暇が有り余っている人は納得できるまで磨いていただいてOKです。
次回は鋳造から帰ってくる予定の銀を磨いていく予定です。
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- 2013/05/11(土) 13:58:25|
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