Nです。
Kがブログを書いてくれるようになったので書く頻度が下がっております。
その分制作に時間を回しておりますので今後の新作にご期待下さい。
さて、先日キャストから返ってきていたブツがようやく磨けてまいりました。

型で量産してるんだから簡単なんだろうと思われる方も多いのではないでしょうか。
微塵もそのようなことはございません。一から同じものを作るよりは当然楽ですが、
磨きの手間は型を使おうと残念ながら変わりません。

鋳造から返ってきた時点では表面がザラザラなのですね。
これをさまざまな工具を使い分けピカピカに磨き上げていくわけです。
作品が生きるか死ぬかが分かれる重要な作業が磨きなのです。
小さな傷でも残っていると鏡面にならないため、
光って欲しい部分はかなりの時間をかけて丁寧に磨いております。
しかし予想通りネコのキングやナイトが相当磨きづらい。
微妙な隙間に工具が入らないのですな。
誰だ、剣とか持たせたヤツは!
過去の自分なので今の自分とは別人扱いでお願いします。まあ、苦労の甲斐あってなかなか素敵な仕上がりです。

こちらは自分用に作ったものとはいえ、商品化を目指しているのでやはり手が抜けません。
細かい唐草模様が邪魔をしてうまく磨けません。
誰だ、細かい唐草とか入れた奴は!鏡面仕上げだからかなり傷が目立ちます。
おかげで全然光ってくれません。
黒く染めて誤魔化してしまいたくなります。
ですが、妥協はしませんよ!
自分用ですので( ̄▽ ̄)やっぱり銀になってからガリガリ削るより柔らかいワックスのうちに丁寧な仕上げをしておくべきですなー。
毎回そんなことを思いつつ、繰り返してしまうのですけどね。
ともかく期待通りの作品たちが出来上がって参りました。
商品化の案を具体的にまとめていかねば!
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- 2014/10/30(木) 18:35:57|
- アクセサリー制作
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